「マーベロン21」と「マーベロンED28」は、世界共通の成分を配合した低用量ピルです。マーベロンED28は、21錠に加えて、薬の成分を含まない錠剤であるプラセボ錠7錠を加えた計28錠で構成されています。プラセボ錠の目的は、薬の飲み忘れを防ぐことにあります。

マーベロンの日本版である「マーベロン」の臨床試験では、対象となった933名の女性の99.9%が避妊に成功しました。臨床試験で観察された避妊購入率は、1日1錠を約1年間(392日)服用した場合のものです。また、試験終了時に妊娠した女性の頻度はわずか1名でした。マーベロンは、低用量ピルの中でも第3世代という新しい世代のもので、効果を維持する主成分の量が少ないため、従来の低用量ピルよりも副作用が少ないのが特徴です。

安全性と有効性が確認されていますが、他の避妊薬に比べて女性ホルモンの含有量が最も少ないのも特徴です。副作用も少なく、体に優しい薬と言われており、少ない量で効果を発揮するため、飲みやすいのもメリットです。

マーベロンは、黄体ホルモンと卵胞ホルモンを一定量配合した経口避妊薬です。992件の臨床試験が行われ、合計14,088回の頻度で使用され、妊娠に至ったケースは1件のみでした。マーベロンは、1日1回の服用で、99.9%の確率で高い避妊効果を発揮します。また、マーベロンは、性腺負荷ホルモンの一つである卵胞力源ホルモンの分泌を抑制します。これにより、ホルモンバランスが異なり、子宮内膜が適度な厚さに成長することができず、受精卵が子宮内膜に付着することができなくなります。

米国のMSD社から発売された「マーベロン」は、検診で処方される標準的な避妊薬です。有効成分は、黄体ホルモンのデソゲストレルと卵胞ホルモンのエチニルエストラジオールです。

マーベロンのジェネリック薬である「ノベロン」は、ニキビ、ムダ毛、不正出血などの副作用が少ない黄体ホルモンのデソゲストレルを配合した第三世代の経口避妊薬です。一相性のピルなので、飲み間違いの心配がありません。マーベロンのジェネリックで、オレランドのオルガノン社が正規のライセンスで販売しています。

マーベロンには、プロゲスチンと同じ働きをするデソゲストレルが存在します。デソゲストレルは、第2世代までの低用量ピルに含まれるプロゲスチンよりも、男性ホルモンによる皮脂腺の活性化を助ける作用(アンドロゲン活性)が少ないため、ニキビやムダ毛が発生しにくいと言われています。マーベロンの問題点は、従来の低用量ピルに比べて血栓の恐れが高いことです。そのため血栓対策としてESAやDHAなどのサプリメントを飲む女性もいます。