多汗症とは、機会を問わず大量の汗をかき、汗が止まらない状態をいいます。全身性多汗症の場合、市販のデオドラント製品では抑えることができないと言われています。内服薬のプロバンサインは、全身の発汗を抑える効果があり、制汗剤と併用することで、夏の季節を快適に過ごすことができます。

プロバンサインは、前部交感神経を抑制し、消化管などの内臓の筋痙攣を止め、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、腸炎、膵炎などの消化器系疾患による痛みを緩和します。また、汗腺の刺激や過剰な発汗を抑制することで、わきがの症状を一時的に止める効果もあります。多汗症やワキガを根本から正常化するためには外科的治療法が一般的ですが、一時的にでも症状を緩和するためには有効です。

顔汗・動作汗・脇汗をまとめて抑えることが可能なため、ワキガや汗によるスタイル臭にも効果的です。即効性があり、夏場に重宝します。市販のデオドラント製品は脇汗には有効ですが、顔汗・手汗対策にはなりません。全身の汗を抑えれるプロバンサインは代替品のないアイテムと言えるでしょう。

プロバンサインは、日本のクリニックや病院などの医療機関で広く処方されている薬なので、安心して服用されている方もいらっしゃると思います。市販のデオドラント剤よりも効果が高く、汗の量が多い人でも効果があることが実証されています。手術で汗を止めようと考えていた人がプロバンサインを試してみたら、症状が直ったというケースもあります。

市販の汗止めのように塗った部分だけに効くのではなく、脇や方法、顔などにも効くのでプロバンサインはとても便利です。体臭やお隣さんのシーンを抑えたり止めたりするために使われることも多く、男女問わず何気なく使える優れた多汗症の薬として人気があります。

プロバンサインは、抗コリン性の鎮痙剤です。消化管の消化運動は、前部交感神経系から積極的な影響を受けており、アセチルコリンと関係しています。プロバンサインは抗コリン薬であり、アセチルコリンの影響を抑えることで、消化管や胆管の異常な痙攣を抑え、痛みや苦しみを和らげます。痙攣や胃腸の痛みなどの苦痛を和らげるほか、夜尿症や多汗症の治療にも用いられます。

プロバンサインを服用している間、目、口、喉の乾燥や体の湿り気に関する副作用が出ることがありますが、これはいつもより多くの水分を摂取することで落ち着きます。なお、プロバンサインのような抗コリン薬は、緑内障や前立腺肥大症の方には投与できませんので注意が必要です。症状を悪化させる可能性がありますので、服用しないように注意してください。